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デジファブで学びはどう変化したか。慶應とファブラボがWeb講座を開講

大学教授陣による講義をオンライン受講できるWebサービス「gacco」で、10月20日から新講座「3Dプリンタとデジタルファブリケーション(キャンパス編)」がスタートする。講師・スタッフは、ファブラボジャパン発起人で慶應義塾大学の田中浩也准教授、FabLabKamakuraの渡辺ゆうか代表や加藤未央ファブマスターらが務める。

3Dプリンタやデジタルファブリケーション機器が広まり始め、日本各地に多彩な工作機械を気軽に利用できるファブラボも設立されるようになってきた。そのようにものづくりが以前よりも身近になったことで、大学のキャンパスにおける講義の在り方も、座学中心から実際に手を動かす体験型へとシフトしているという。

そうした変化を受け、同講座では慶應大学SFC(湘南藤沢キャンパス)で大学生が学ぶ日常のシーンを例に取り、「LEARN(まなび)」「MAKE(つくり)」「SHARE(わかちあう)」という3つのサイクルを回していく様子を紹介。同校の事例を通じて「ティンカリング(いじりながら考える)」というスキルについて考え、同スキルの身に付け方・伸ばし方を考察していくとしている。

同講座は4週にわたり、1週目は「3Dプリンタと3Dスキャナ、3Dペン」、2週目は「ペーパーカッターとレーザーカッター、CNCミリングマシン」、3週目は「電子工作とmonoFAB ARM、SRM」、4週目は「デジタル刺繍ミシン、つくるものをつくる」という内容が予定され、SFCの取り組みに加えて、K's design lab、FabLab Hamamatsu、FabLab Tsukuba、FabLab Dazaifuなどでの事例も紹介される。 

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