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Arduino+NFCの開発をスムーズにしてくれる開発ボード「KeyDuino」

Arduino環境でNFC(Near Field Communication)対応のガジェットを簡単に開発できるようになるとうたう開発ボード「KeyDuino」が、Kickstarterに登場した。資金調達の目標1万ユーロ(約130万円)に対して、現在までに1万1000ユーロ(約143万円)が集まっている。

KeyDuinoは、Arduino Leonardoをベースに開発されたボードで、Arduino Leonardoと同サイズ。Arduino Leonardoに対応するほぼすべてのハードウエア・ソフトウエアと互換性があり、プロセッサはATmega32U4を搭載、NFC用にNXP PN532チップを採用している。

KeyDuinoを組み込んだガジェットの主な用途として想定されているのは、ドア鍵の開閉。他にもモーター動作、温度センサからのデータ受信、電力消費の見える化、LEDの点灯管理、ロボットのコントロールなどが挙げられている。 

KeyDuinoには専用のAndroidアプリが用意されていて、ピン単位でのコントロールが可能になるなど、P2P通信を支援する機能が備わっている。

KeyDuinoの価格は、35ユーロ(約4550円)から。35ユーロのクラシックパックは、KeyDuino とNFCタグ2点、USBケーブルがセットになっている。出荷は2016年2月となる見通し。世界各国への配送に対応する。

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