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MSとAutodeskのプロジェクト「FreeForm」、設計中の製品モデルを3Dホログラムで再現

製品開発のプロセスを劇的に変える可能性がある共同開発プロジェクト「FreeForm」を、米Microsoftと米Autodeskの2社が推し進めている。

Microsoftは、装着すると現実空間でホログラムを視認できるようになるヘッドマウントディスプレイ(HMD)「HoloLens」を開発中。開発者会議「Build 2015」などでデモンストレーションしている。

今回Autodeskから発表されたプロジェクト「FreeForm」は、製品の設計、エンジニアリング、工業デザインの過程でHoloLensを活用できないかと模索する取り組み。Autodeskの3D CAD/CAM/CAE「Autodesk Fusion 360」と組み合わせ、製品の設計データをホログラムによって現実空間に投影。「ホログラムによって現れたモデルをさまざまな角度から眺め、デザインについて議論する」「会議の場で設計の一部を変更し、即座に反映してチェックする」「経営会議で最終デザインをプレゼンする」といった用途に使えるようになるのではないかと期待されている。

FreeFormのプロジェクトはまだ開発段階だが、2015年11月30日にはMicrosoftから今回のイメージビデオが公開された。

AutodeskはFreeFormの進捗状況について、まだ体験できる状況にまで進んでいないが「近い将来実現できそう」だとコメントしている。

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