3Dプリンタやクラウドファンディングなどものづくりをしやすい環境が整ってきたことで、ものづくり分野のベンチャー企業が増えてきた。しかし、製造面でのノウハウが乏しいために、試作品から量産に移行する段階で「量産化試作の壁」に直面する企業は多い。

Darma Tech Labsは、ものづくりベンチャー企業が直面するこうした課題を解決するため、京都の中小企業100社以上が加盟する試作ネットワークである「京都試作ネット」と提携して、Makers Boot Campを実施している。 

一方フューチャーベンチャーキャピタルでは、製造業ベンチャーへの投資を活発に行ってきた結果、ポートフォリオの約半数が製造業となっており、資金面だけでなく、大手企業との連携を促すことで開発や販売面での支援にも注力しているという。

今回の資本業務提携により、フューチャーベンチャーキャピタルは、製造業ベンチャーに対して、資金面に加えて開発から試作、量産、販売までのプロセスを支援する体制を強化するとしている。