近年、3Dプリンタを中心とした新たな技術やクラウドファンディングの台頭で、ハードウエア系のスタートアップ企業が増えてきている。だが一方で、企画した製品をいざ量産しようとなったとき、大幅な出荷遅延や頓挫を起こすスターアップも多いという。

リクルートでは、そうした課題を解決するため、ハード系スタートアップ向けに適切な製造パートナーや専門家を紹介する同サービスを立ち上げた。

BRAIN PORTALはスタートアップに対して、まずは持ち込まれた製品設計について製造容易性を検討。さらに品質工学の観点から設計を見直し、必要な試験・各種認証を計画・実行するところも含めて、サプライチェーン全体を支援。プロジェクトの工程が進むにつれて、工程ごとに必要となる中小企業や工場、専門家を紹介する。

対象領域はIoT・ヘルスケア・乗り物・宇宙・エネルギーなど、幅広く対応可能だとしている