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Cerevo、プロジェクタ搭載の自走・可変型ホームロボット「Tipron」をCESで展示

ネット接続型家電の企画・開発を手掛けるCerevoは、プロジェクタ搭載の自走式ホームロボット「Tipron(ティプロン)」を開発した。アメリカで2016年1月6日から開催している「CES 2016」で実機を展示中だ。

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高所からのプロジェクタ投影を可能にするとともに安全性やコンパクトさにも配慮し、充電時や移動時は高さ40cmに、投影時などは約80cmに自動変形するダイナミックな可変性が特徴だ。

プロジェクタ・ユニットの角度を調整することにより、約1mの高さに投影できる。また、同ユニットを縦方向や左右方向に回転させることで、天井や壁など、上下左右方向に台形補正を掛けながら画像を投影することも可能だ。

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指定した場所へ自動で移動させることができるほか、充電時に充電ステーションに自動で戻る機能、スケジュール設定で決まった時間に指定の場所へ移動する機能なども装備。本体搭載のカメラ映像を確認しながら、スマートフォンを用いて操縦する機能も備えている。

投影可能なコンテンツは、内部ストレージに記録した動画や、HDMI経由でパソコンやレコーダから送られる映像をはじめ、Chromecastなどを利用してワイヤレスでネット配信される動画などとしている。

さらに、Twitterのハッシュタグやタイムラインなどを利用し、テレビを視聴中に、関連コメントをモニター横に表示させるなどの特殊な使い方にも対応する。こうしたネット連携機能は今後拡張していく予定だという。

その他の主な仕様として、投影時の画面サイズは最大80インチ、解像度は最大1280×720ドット(HD)、輝度は最大250lm、バッテリー駆動時間は約2時間となっている。

価格は10~20万円になる見通し。発売は2016年中を予定している。

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