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LEGO Educationから小学生向けロボット学習キットの最新版「WeDo 2.0」

LEGO Educationは、手を動かしながら科学について学べる小学生向けロボティクス学習キットの最新版「WeDo 2.0」を発表した。

主な対象は、小学2~4年生。ブロックの組み立てやプログラムの作成といった活動を通して子供たちに気付きを与え、科学技術、エンジニアリング、コーディングを身近に感じさせて、実験や調査といった活動に興味を持たせることを目的としている。

WeDo 2.0は、PCとタブレットのどちらからでも操作できるように設計された。学習キットの中には、新たにBluetooth LEを搭載したSmarthub、モーター、傾斜センサ、モーションセンサ、レゴブロックなどが含まれている。

その他、ドキュメンテーションツールやキャプチャツールが追加され、使用できるレゴブロックの種類も158種類から280種類に増加した。対応プラットフォームも増えて、iPad、Android、PC、Macに対応。2016年下半期には、Chromebookにも対応する計画だ。

WeDo 2.0を使ったカリキュラムは40時間以上に及び、子供たちにロボットの設計を試行錯誤させることで、科学やエンジニアリングへの興味を深めさせるという。

例えば、カリキュラムの中に用意されている「Drop and Rescue」というプロジェクトでは、自然災害によって被害を受けた地域において、人や動物、環境へのダメージを和らげるデバイスの設計が課題として与えられる。はっきりとした正解がなく、正解も1つとは限らない中で課題に取り組ませることで、子供たちの創造性と問題解決能力を引き出そうという狙いがある。

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