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ウェアラブルデバイスを簡単に開発できるプラットフォーム「KeKePad」

ウェアラブルデバイスを簡単に開発できるプラットフォーム「KeKePad」のプロジェクトがIndiegogoに登場。独自に開発したセンサモジュールや表示モジュールは20以上あり、専用ケーブルで接続するだけで使えるのが特徴だ。

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開発元によれば、ウェアラブルデバイスの開発でネックとなるのは、センサとコントローラ間の配線に使われる電導糸の扱いについての難しさだという。この課題を解決するため、高さ3.1mmで通常の圧着コネクタの1/7ほどのサイズの3ピン小型コネクタと0.32mm径の専用ケーブルを開発した。

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KEケーブルと呼ぶこの配線でセンサモジュールとコントローラであるKeKePadを接続することで、ハンダ付けや縫製の煩わしさから開放されるという。

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KeKePadはマイクロUSBコネクタ1個とKEコネクタ12個を搭載している。センサや電源などの各モジュールはいずれも小型で薄く作られており、丸形の缶バッジのようなデザインだ。また、電導糸や通常の配線を使ったモジュールも接続できるよう、いくつかの回路は円周上にある1.4mm径のスルーホールにも接続されている。

コントローラはArduino互換で、Arduino IDEを使ってプログラミングできる。

KeKePadはIndiegogoで3月24日までクラウドファンディング中。これまで目標額2000ドル(約22万4000円)に対し約1100ドル(約12万3000円)以上を集めている。KeKePad1個とピクセルLEDを使ったモジュール1個に100mmのKEケーブル2本がセットになったベーシックキットの価格は17ドル(約1900円)で、それ以外にも各種センサや表示モジュールを組み合わせたさまざまなキットが用意されている。 4月の出荷開始を予定しており、送料12ドル(約1340円)で日本への出荷も可能だ。

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