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堆肥として再利用できる弾性ECOフィラメント「WillowFlex」販売開始

3Dプリント用フィラメントを販売する3DFSは、堆肥として再利用も可能なバイオプラスチック原料の弾性ECOフィラメント「WillowFlex」の販売を開始した。

独BioInspirationが開発したWillowFlexは、有機固体廃棄物を原料とした3Dプリンタ用フィラメントだ。先に報じたとおり、廃棄後数カ月かけて土壌へと戻すことが可能で、米国(ASTM D6400)とEU(EN 13432)認定を得ている。

WillowFlexは弾性素材でありながら優れたレイヤー接着性があり、105〜-15℃までの温度変化に対応。耐熱性と耐寒性を備え、有害な物質を含まないため熱い飲み物を入れる容器や製氷容器等としても利用できる。

エクストルーダーの温度は175〜185℃、ヒートベッドは不要、推奨プリント速度は60〜80mm/s、フィラメント径は1.75mm。一般的なPLAフィラメントと同等の設定で3Dプリント造形が可能だ。

今回発売されるのはナチュラル、ディープブルー、チャコールの3色で、それぞれ5mと10mを用意。価格は5mが680円(税込)、10mが1080円(税込)だ。

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