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Arduinoで制御する5軸の卓上ロボットアーム「Maximo」がKickstarterに再登場

Arduinoで制御する5軸の卓上ロボットアーム「Maximo Robot Arm」の組み立てキットがKickstarterで再び出資を募っている。2015年9月にクラウドファンディングを実施したが、出資を求めたInnoTechnixがプロジェクトの途中でキャンセルしていた。前回は出資目標額を5万カナダドル(約420万円)としていたが、今回は半額の2万5000カナダドル(約210万円)を募集している。

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Maximo Robot Armは部品数が合計230点に及ぶが、初心者でもプラスドライバ一1本で3時間以内に組み立てられるという。

組み立てキットの内容は、アクリル製の本体、高トルクサーボモーター、サーボシールド付きArduino、USBケーブル、電源ユニット、グリッパータイプのヘッド部分など。「Microsoft Robotics Developer Studio」のライセンスや組み立てマニュアルも付属する。

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Maximo Robot Armのヘッド部分は、オプションで購入すれば、丸いものや小さなものもつかめる高機能グリッパー、物を持ち上げられるパレタイザ、ペンや筆などを持たせられるペンホルダーに交換可能。Webカメラも取り付けられる。

Maximo Robot Armは、BLE通信でのワイヤレス操作が可能。Arduinoボードの拡張コネクタを利用すれば、モーションセンサ、LEDライト、ホイールなども取り付けられるという。

Microsoft Robotics Developer Studioを利用すれば、ゲームコントローラで操作できるようになるほか、事前に記憶させたステップを実行させられるようになる。10台のMaximo Robot Armを同時に接続してのオートメーション化も実行可能だ。

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Maximo Robot Armは2016年3月20日までクラウドファンディングを実施。2月29日時点では、目標額の2万5000カナダドル(約210万円)に対して、約8000カナダドル(約67万円)を集めている。

組み立てキットは早期割引適用価格の399カナダドル(約3万4000円)で入手可能。前回の募集時は、265カナダドル(約2万3000円)だった。別売のヘッド部分は39〜59カナダドル(約3300~5000円)だ。出荷は2016年7月の予定で、日本への送料は20カナダドル(約1700円)となる。

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