世界最小クラスのデルタ型FFF方式3Dプリンタ「ニンジャボット・ナノ」
2016/03/09 14:00
ニンジャボットは、世界最小クラスとなるデルタ型3Dプリンタ「ニンジャボット・ナノ」を発売した。
本体サイズ208×176×382mm、重量2.6kgと、一般的なデスクトップ型3Dプリンタに比べてコンパクトなのが特徴だ。
3組のパラレルリンクでヘッドを支持するデルタ型とすることで、XYZの3方向を独立したモータで制御する3Dプリンタに比べて横方向の動きがなく、振動が少ないという特徴を持つという。また、筐体をアルミの鈑金成型品で囲うことで、高い剛性を確保したとしている。
最大造形サイズは直径80×高さ90㎜で、最小積層ピッチは0.05mmで推奨ピッチは0.2mmとなっている。PLAまたはPLAベースの素材を使ったフィラメントに対応している。
なお、2015年11月に同型の3Dプリンタ「Moo-del nano(モーデルナノ)」を開発したアイツーアイ技研が製品の企画と開発を担当した。
価格はLCDコントローラーなしのモデルが10万5000円、LCDコントローラー付モデルが11万円(いずれも税別)となる。