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アジア太平洋地域の3Dプリンタ市場は2019年に43億ドル規模へ拡大——IDC予測

米調査会社IDCは、日本を除くアジア太平洋地域の3Dプリンタ市場が年平均23%で成長し、2019年までに43億ドル(約4900億円)規模へ拡大すると予測した。

同社によると、アジア太平洋地域で3Dプリンタ市場を牽引している産業はディスクリート型製造業だという。ディスクリート型製造業における3Dプリンタへの投資額は、2015年に市場の60%以上を占めた。IDCは、投資額が2015〜2019年の間に年平均15%で増加すると見込んでいる。

一方で、航空宇宙産業や軍事産業での投資額は市場の20%以上だった。IDCは、中国やシンガポールを中心とする航空産業の拡大に伴って、3Dプリンタへの投資額が2019年までに5億5000万ドル(約627億円)に達すると見ている。

同社は、歯科医療分野の投資額が2019年までに年平均26%で成長するとも予測する。IDCのRachel Selvaranee氏は「アジア太平洋地域では、海外市場の需要に応えるための歯科医療向け商用3Dプリント設備に成長が見られる」と語っている。

国別では、第13次5カ年計画でハイテク製造部門の競争力強化を進める中国が今後3Dプリンタ市場を牽引すると見込む。中国は3Dプリンタを学校へ導入し、3Dプリント技術の知識を持つ人材を育成している。

IDCのRubal Sabharwal氏は「3Dプリンティングは、航空宇宙産業から全く新しい分野まで、品質、精度、速度の向上を可能にするための優れた方法となる。私たちの調査結果によると、3Dプリント技術の利用は、小売業、食品加工業でも見られるようになる」とコメントしている。

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