米Gartner、2017~18年に注目すべきIoTテクノロジートップ10を発表
2016/03/15 11:30
米調査会社Gartnerが、IoTの潜在価値をフルに引き出すために必要となる10のテクノロジーを発表した。今後2年間で、IoTを活用するあらゆる組織はこうした新たなIoTテクノロジーや技術を獲得すべきだと指摘している。
同社の副社長兼最上級アナリストであるNick Jones氏は、「IoTでは広範囲の新しいテクノロジーとスキルが求められているが、多くの組織はまだこれらをマスターしていない」と指摘する。
また、IoTに関するテクノロジーやサービス、さらにそれを提供するベンダーが未成熟という課題があること、それを考慮し想定されるリスクを管理することが、IoTに取り組む組織にとって重要なチャレンジになるという。
同社は、IoTのテクノロジーと根本原理は極めて幅広く組織にインパクトを与えると同時に、ビジネス戦略やリスクマネジメント、またアーキテクチャやネットワーク設計など幅広い技術領域にも影響するとしている。2017~18年に注目すべきIoTテクノロジーのトップ10は次の通り:
- IoTセキュリティ
- IoTアナリティクス
- IoTデバイス (モノ) 管理
- 省電力短距離IoTネットワーク
- 省電力WAN
- IoT向けプロセッサ
- IoT向けOS
- イベントストリーム処理
- IoTプラットフォーム
- IoTの標準化とエコシステム