デアゴスティーニ「週刊マイ3Dプリンター」全55号の刊行が完了——約2万3000台の3Dプリンタが完成
2016/03/17 17:00
デアゴスティーニ・ジャパンは、2014年9月16日から発売していた「週刊マイ3Dプリンター」全55号の刊行を1月26日に完了した。
週刊マイ3Dプリンターに毎号付属するパーツを組み立てることで、軽量コンパクトなFFF方式3Dプリンタ「idbox!」が完成する。
同社によると、週刊マイ3Dプリンターによって、国内で約2万3000台のidbox!が完成し、これはコンシューマ向け3Dプリンタとして国内No.1のシェアだとしている。
週刊マイ3Dプリンターは、日本のみならずイギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、台湾で刊行中だ。4月には香港での発売を予定している。
また、続編として「マイ3Dプリンター プリント実践編(全20号)」を2月2日より刊行中だ。毎号フィラメントが付属し、3Dプリンティングのコツやテクニックを紹介している。価格は各号1499円だ。
本シリーズ購読者向けにオープンしていた関連商品販売サイトは、すべての3Dプリンタユーザー向けにオンラインショップ「3Dプリンターマーケット」としてリニューアルした。3Dプリンターマーケットでは、高品質なフィラメントセットや、3D出力データを作成できる簡易版ハンディスキャナ、ペンタブレットなどのほか、オリジナルプラットフォームシートなど、作品作りに役立つアイテムを取り揃えている。
また同社では「買い逃した!」などの声を受け、同社の模型SNS/EC サイト「ホビコム」にて、全号まとめ買いキャンペーンを展開している。
関連して、港区六本木のTECHLAB(テックラボ)にて3月4日より約2カ月間、idbox!の出力デモンストレーションや、3Dプリンターマーケットの商品展示などが行われている。