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3次元なのに2次元に見える!?——3Dプリントペンで街を描くトリックアート

伊藤忠都市開発は、同社のマンションブランド「クレヴィア」にちなんだ「クレヴィアクリエーティブチャレンジ」の第2弾として、3Dプリントペンでマンションのある街を描くトリックアート動画を公開した。

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動画は、3Dプリントペンを使って街の風景を描く過程を収めたもの。ごく普通の2次元絵から始まるが、それが実は立体絵であり、そこに3Dプリントペンで人物や建物のパーツを加えていく。こうして3D造形したものを最後に正面からみるとまた2次元絵になっているという作品だ。

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企画の決定から撮影までは、3Dプリントペンの扱い方をマスターするところから始めて、何度もカメラテストを繰り返すなど、約4カ月を要したという。3Dプリントペンで大きな立体構造物を描く場合、パーツごとに分けて作成して最後に組み合わせて完成させる手法をとることが多いが、今回はトリックアートの手書き感を重視し、少しずつ連続で書き足していくという手法を使っている。

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撮影で使用した3Dプリントペンは15本、フィラメントは1500本で、スタッフ20名が約3日間かけて撮影したという。使用した3Dプリントペンは、動画を見る限り、「3Doodler2.0」だと思われる。

同社は、クレヴィアが持つクリエーティブというキーワードを通して、今後もさまざまな試みに取り組むとしている。

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