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オムロン、高精度で測定するファイバー同軸変位センサー「ZW-7000シリーズ」を発売

オムロンは、変位センサーの新シリーズとしてファイバー同軸変位センサー「ZW-7000シリーズ」を発売した。

新たな測定原理として、白色共焦点方式を採用。白色光を波長別に集光位置を変化させながら照射し、焦点を結んだ波長光だけを反射光として受光、高さを測定する方式だ。

従来方式と比較して、測定に関係のない多重反射光は受光しないため、ざらつきのある粗面を移動しながら測定しても、正しく測定が可能となる。

これにより、さまざまな材質や形状の異なる部品が混在していても、センサーヘッドを静止することなく高さを正確に測定できる。

センサーヘッドは従来比約1/3の小型サイズで重量は約180g。小型サイズのセンサーヘッドを複数台並べて同時に測定することにより、測定時間を短縮。あらゆる方向に移動しながら測定できるため、対象物の形状や移動方向に合わせたセンサーヘッドの回転工程を省略できる。

また、1つのセンサーヘッドで異なる材質や形状の部品を測定できるため、測定対象物に合わせたセンサーヘッドの購入検討や設計が不要となり、立上げ工数を低減できる。ラフな設置でも安定測定できるため、対象物に応じたセンサーヘッドの取付調整の工数を削減できる。

誤測定の要因となるセンサーヘッド周辺のEMC対策や熱対策も不要になるという。

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