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x86系クアッドコアCPUとArduino 101搭載のワンボードコンピュータ「UDOO X86」

インテルのx86系64bitクアッドコア「Braswell」シリーズのプロセッサとArduino 101を搭載したワンボードコンピュータ「UDOO X86」がKickstarterに登場した。同製品では、ゲームや動画ストリーミングをはじめ、グラフィックエディタや開発プラットフォームを含む全てのPC用ソフトウェアに加えて、スケッチ、ライブラリ、Arduino 101 IDE(統合開発環境)などのあらゆるArduino 101用ソフトウェアを起動できる。

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UDOO X86は、処理速度がRaspberry Pi 3の約10倍で、同時に3つの4Kスクリーンを処理できるという。対応OSはLinux、Windows、Android。通信方式はギガビットイーサネット、Wi-Fi 802.11ac、BLE 4.0だ。

同製品には、2.24GHzクアッドコア「N3160」搭載のAdvanced版と、2GHzクアッドコア「x5-E8000」搭載のBasic版がある。Advanced版のメモリは4GBで、Basic版のメモリは2GBだ。いずれも8GB eMMC、Micro SDカードリーダー、USB 3.0ポート、LANポート、SATAコネクタ、M.2 SATAを標準装備している。消費電力は5〜6Wだ。

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UDOO X86のArduino 101は、6軸加速度センサやジャイロスコープのほか、クアッドコアとは別にBLEモジュールを搭載。また、Arduino 101と互換性があるシールド、センサ、アクチュエーターに対応している。

UDOO X86は2016年6月7日までクラウドファンディングを実施。4月18日時点では、目標額の10万ドル(約1090万円)を超える約29万ドル(約3160万円)を集めている。

販売価格はAdvanced版が129ドル(約1万4000円)で、Basic版が109ドル(約1万2000円)。いずれも出荷は2016年11月の予定で、日本への送料は18ドル(約2000円)だ。

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