月額0円でホームセキュリティを構築——IoTゲートウエイ「Cube」
2016/05/11 15:00
コンパクトなIoTゲートウエイ「Cube(キューブ)」がMakuakeでプロジェクトを開始した。USBメモリや外付けHDD、モーションセンサ、温湿度センサ、Webカメラを接続し、簡単にホームセキュリティやパーソナルクラウドストレージが構築できる。
Cubeは、各辺50mm程度の小型立方体パッケージに、インターフェースとしてUSB2.0×1、Bluetooth4.0、Wi-Fiを備えたIoTゲートウエイだ。Wi-Fi経由で既存のネットワークに接続することで月額費不要でホームセキュリティシステムや室温計測システム、パーソナルクラウドストレージなどを構築できる。
外部記憶メディアは含まれていないが、オプションとしてモーションセンサ「Motion Pixi」、温湿度センサ「Thermo Pixi」、Webカメラ「NextDrive Cam」が用意されている。これらを組み合わせることで、以下のような機能が実現できるとしている。
- パーソナルクラウドストレージ(Cube+外付けHDD)
- スマート防犯(Cube+Motion Pixi)
- ホームセキュリティ(Cube+WEBカメラ+Motion Pixi)
- 温湿度計測(Cube+Thermo Pixi)
- IoTコラボ(Cube×2+Motion Pixi+WEBカメラ+外付けHDD)
例えば、パーソナルクラウドストレージとして利用することで、Wi-Fi接続時に自動でスマホ内の写真をバックアップしたり、商用クラウドストレージサービスを使うことなく、遠隔地の家族や知人と写真を共有したりすることができる。
また、ホームセキュリティを構築すれば、Motion Pixiを自宅のドアに貼り付けることでドアの開閉を検知し、自動的にWebカメラで室内を撮影したり、開閉の検知をスマホにリアルタイムで通知したりすることができる。店舗で利用すれば、人の出入りの調査や、金庫やPCなどの貴重品の移動や開閉の検知もできる。外出時に自宅のペットの状態や部屋の状態をリアルタイムでモニタリングすることも可能だ。Cubeの内蔵メモリには30秒の動画が100セットまで保存できる。
Cubeの操作は専用スマホアプリ「NextDrive Connect App」から行い、iOSとAndroidに対応している。PC(WindowsおよびMac)からの操作は2016年末頃から対応予定としている。
開発元は、ホームとパーソナルIoT応用商品の開発する台湾のNextDriveだ。
現在Makuakeでは、目標金額75万円を超える100万円以上を集めている。「限定50個【早割34%OFF】Cube1個」が7480円、「限定50個【早割34%OFF】Cube+Pixi」が1万500円、「MAKUAKE限定【23%OFF】Cube+Motion Pixi+Webカメラ」が1万8000円(いずれも税込)などのコースがある。