Raspberry Piでネットワーク3Dプリント——Windows 10 IoT Core「Network 3D Printer」
2016/05/27 08:00
Microsoftは、IoT向けのOSであるWindows 10 IoT Coreが、ネットワーク3Dプリンタに対応したことを発表した。
新機能「Network 3D Printer」により、Raspberry Piを接続した3Dプリンタをネットワークプリンタとして利用できる。
現時点で対応する3Dプリンタは以下の通り:
- Lulzbot Taz 6
- Makergear M2
- Printrbot Play、Plus、Simple
- Prusa i3 Mk2
- Ultimaker Original、Original+
- Ultimaker 2、2+
- Ultimaker 2 Extended、Extended+
手順としては、 Windows 10 IoT Coreを導入したRaspberry Piと対応する3DプリンタをUSBケーブルで接続する。次にIoT Dashboardを開き、「My devices」タブに表示されていることを確認する。
その後、IoT Dashboardから、「Network 3D Printer sample app」を選択、接続した3Dプリンタを選択し、「Deploy and Run」する。
あとは、Windows 10PCの「プリンタとスキャナ」メニューからデバイスを追加すればよい。これでMicrosoft 3D Builderを使って、あたかもUSB接続されているかのように、3Dプリンタを使うことができる。
なお、3D Builderもバージョン11.1.7.0にアップデートされ、UIデザインなどが改良された。