Arduino互換で99ドル——オープンソースの多脚ロボットキット「mePed」
2016/06/08 12:00
Arduino互換機を搭載し、ソフト/ハードともオープンソースの4脚ロボットキット「mePed」のプロジェクトがKickstarterに登場した。
mePedの制御ボードにはArduino Nano互換機を搭載しており、ボディはMDFボード製だ。4脚はそれぞれ2個のサーボで駆動し、歩行、脚を振る、ダンスをするなど基本的な動作は、予めプログラミングされている。超音波距離センサを標準装備しているので、スケッチを作成すれば、迷路を解く、障害物を避けるなどの複雑な動作をさせることもできる。
mePedの特徴は、ソフト/ハードともにオープンソースであることで、仕様はキャンペーン終了後に公開するとしている。また、Arduino互換機の空き端子はピンヘッダに接続されており、センサやその他ハードウエアの追加など、自由なカスタマイズができる。通信インターフェースとして、リモコンとのIR通信に加え、BluetoothとI2Cポートを実装する。
開発元は、誰でも買えるロボットとして100ドルをきる価格で、かつオープンソースとして提供するのが狙いだとしている。
mePedはKickstarterで7月7日までクラウドファンディング中。現時点で、5000ドル(約53万4000円)の目標額に対し約2500ドル(約26万7000円)以上を集めている。
希望小売価格は99ドル(約1万600円)で、9月の出荷を予定している。今なら早期割引適用分を94ドル(約1万円)で入手できる。送料22ドル(約2350円)で日本への出荷も可能だ。