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Raspberry Pi Zeroと組み合わせてIoTデバイスを制作できる「GrovePi-Zero」

Raspberry Pi Zeroと組み合わせてIoTデバイスを簡単に制作できる「GrovePi-Zero」がKickstarterに登場した。

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GrovePi-Zeroを使えば、はんだ付けやジャンパリングなしで、GroveシステムのセンサをRaspberry Pi Zeroに接続できる。Groveシステムのセンサは、測距センサ、光センサ、温度センサ、湿度センサなどを含め、100種類を超えている。

開発元はGrovePi-Zeroの利用者に、Groveセンサのサンプルプログラムをオープンソースで用意した。サンプルプログラムは、Python、C、Java、Scratchで書かれている。

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また開発元は今回、GrovePi-Zero、温湿度センサ、光センサ、水分センサ、強化プラスチックケースをセットにした「GrovePi-Zero Home Garden Monitor」に加え、ボタン、光センサ、ブザー、音響センサ、赤/青/緑色LED、液晶ディスプレイ、回転角センサ、温湿度、超音波センサ、高電圧リレー、強化プラスチックケースをセットにした「GrovePi-Zero Base Kit」を用意した。

他には、GrovePi-Zero Base KitにSDカード、OTG USBケーブル、Wifiドングル、USB電源を加えた「GrovePi-Zero Starter Kit」も提供する。いずれのキットにもRaspberry Pi Zeroは含まれない。

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GrovePi-Zeroは2016年7月20日までクラウドファンディングを実施。6月24日時点では、目標額の3000ドル(約32万円)を超える約4000ドル(約42万円)を集めている。

販売価格はGrovePi-Zero単体が22ドル(約2300円)、GrovePi-Zero Home Garden Monitorが44ドル(約4700円)、GrovePi-Zero Base Kitが84ドル(約8900円)、GrovePi-Zero Starter Kitが139ドル(約15000円)。GrovePi-Zero単体の早期割引適用価格は17ドル(約1800円)だ。

出荷はいずれも2016年9月の予定。日本への送料は、GrovePi-Zero Starter Kitだけが35ドル(約3700円)で、他が15ドル(約1600円)となる。

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