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Raspberry Piベースでオープンソースのパノラマカメラ「Picam360」

Raspberry Piベースのオープンソースハードウェア、360度パノラマカメラの「Picam360」が「Makuake」で出資を募っている。目標金額は100万円だ。

Picam360で撮像した画像

Picam360は、Raspberry Pi 3 Model Bをベースに、ソニー製800万画素イメージセンサを搭載するRaspberry Pi camera v2、広角235度のパノラマレンズを搭載しており、スマホなど各種OSやブラウザに対応したブラウザアプリで制御する。

Picam360アプリ画像

プロジェクトの目的は、パノラマ映像とRaspberry Piの拡張性を融合することでVRガジェットを生み出すプラットフォームの構築だ。パノラマ撮像のWEBカメラやVRラジコンなど、VRガジェットへの活用を想定している。

イメージサークルがRaspberry Piカメラに収まるように設計

開発主体はPicam360開発コミュニティで、近江デジタルファブリケーションズなどがサポートし、立命館大学コンピュータシステム研究室も共同研究に参加している。クラウドファンディングを通して一緒に開発や利用を楽しむメンバーを見つけるために出品したという。

同コミュニティでは、ラジコンをハックしてRaspberry Piからコントロールする「Picam360-DRIVE」などの開発もスタートしており、Picam360をコアとして今後、ラジコンを容易にハックできるモジュールや各種ラジコンボディに搭載するためのアダプタを開発していくという。

資金支援は目標金額の達成/未達成に関わらずリターンが得られるAll in方式で、支援金額2000円(税込)から2万円(税込)までの全7コースを用意。最高額の2万円コースではRaspberry Pi 3 Model Bを含むPicam360完成品を入手できる。リターンは2016年10月中に発送する予定だ。

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