薬の服用時間を教えてくれる薬箱「スマイルメディくん」
2016/07/05 17:00
タカラトミーフィールドテックとデジレクトは、薬を服用する時間などを音声で知らせる薬箱型のコミュニケーション・ガジェット「スマイルメディくん」を開発。クラウドファンディングサイト「Makuake」での販売を開始した。
スマイルメディくんは、「1人でも多くのシニアを元気に、笑顔に」というコンセプトの下、2社のコラボレーション企画として誕生した。本体背面には4つに仕切られた引き出しがあり、朝、昼、晩、就寝前と1日分の薬が入るようになっている。また、本体下部は診察券やポイントカードなどを収納するトレーになっている。
必要に応じて、薬を飲む時刻(朝・昼・夜・寝る前)を設定すると、スマイルメディくんが薬の飲み忘れを防止するセリフを発してくれる。
服用時刻を知らせる以外に、健康についての雑学や食べ物について、睡眠について、運動について、ことわざ、早口言葉など、シニア世代の関心事といえる「健康会話」約600種類を収録する。音声認識機能はないが、周囲の音に反応して再生する。
電源は単3乾電池3本で、重さは約270gだ。Makuakeで先行販売し、約20%オフの5000円コース、2個セットで約25%オフの9400円コース、10個セットで約30%オフの4万4000円コースなどがあり、12月上旬の発送を予定している。一般発売は12月中旬予定で、価格は6264円(税込)だ。