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オープンソースのBluetoothセンサビーコン「RuuviTag」

オープンソースのBluetoothセンサビーコン「RuuviTag」のプロジェクトがKickstarterに登場した。ドーナツ型の基板の中央にコイン型リチウムイオン電池をセットする構造だ。

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RuuviTagは、Eddystone/iBeaconに準拠した近接センサ用プラットフォームだ。いわゆるBluetoothビーコンとして機能するため、通信範囲内にEddystone/iBeacon対応デバイスがあれば、特殊なアプリをインストールすることなく、RuuviTagからのデータをブロードキャストしてデバイス上で確認させることができる。ペアリングも不要なため、高い利便性が特徴だ。

RuuviTagには、温度センサを内蔵したものと、温度/湿度/気圧/高度/加速度センサを内蔵したものがあり、活用範囲は広い。動画はウェザーステーションアプリと組み合わせた活用例だ。

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心臓部には、Nordic SemiconductorのSoC「nRF52832」を採用し、Bluetooth 4.2に対応し、Bluetooth 5.0もサポート予定だ。開発元は、Kickstarterでの支援募集にあたり、日本国内の技適はキャンペーン終了後に取得する予定だと述べている。バッテリにはボタン型リチウムイオン電池を使用し、電池寿命は最長10年と推定している。

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RuuviTagはKickstarterで8月11日までクラウドファンディング中。現時点で1万ドル(約104万円)の目標額を大幅に超える7万8000ドル(約814万円)以上を集めている。

価格は5種のセンサを実装したバージョンが単品で25ドル(約2610円)。出荷開始は10月の予定で、送料5ドル(約522円)で日本への出荷も可能だ。

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