新しいものづくりがわかるメディア

RSS


IoT対応切削加工機「3D-Mill K-650」が「SORACOM Gate」に対応——セキュアなリモートアクセスが可能に

ケイズデザインラボが岩間工業所と共同開発したIoT対応切削加工機「3D-Mill K-650」が、ソラコムが提供するIoT 通信プラットフォーム「SORACOM」の新サービス「SORACOM Gate」に対応した。

photo

3D-Mill K-650は、650×450×200mmの大型のワークサイズを持ちながら、コンパクトな筐体で100V電源で稼働するIoT対応切削加工機だ。オートツールチェンジャを実装し高精細造形に対応した加工精度を備え、コントローラにはWindows 10搭載タブレットを採用する。

photo   Windowsタブレットを採用したコントローラ
photo   オートツールチェンジャ
photo PS試作品(左)とクレメタル金型(右)

サポートする加工材料は、モデリングワックスから、ABS/アクリルなどの樹脂、石膏、ケミカルウッド、軽負荷金属など。また、簡易金型用切削素材としてクレハエクストロンと岩間工業所が共同開発した新素材「クレメタル」にも対応しており、簡易金型としての耐久性と熱伝導性を持ちながら、切削加工が容易で加工時間を短縮できるという。

photo

3D-Mill K-650ではUIアプリと機械制御用のコントローラが分離されている。ユーザーは操作用タブレットからUIアプリにアクセスすることで、SORACOM Gateが提供する保護されたセキュアな環境のモバイル回線を介して、装置内部の状態を確認しながらリモートコントロールやリモートメンテナンスができるようになる。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る