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ユニアデックス、すぐに利用可能なIoT評価検証パッケージ「IoTスタートキット」発売

日本ユニシス傘下で総合ICTサポートサービスを手がけるユニアデックスは、IoTの評価検証に必要な機器やソフトウェア、モバイル回線サービスなどをすべてパッケージ化した「IoTスタートキット」を8月1日から販売する。

IoTスタートキットの構成は以下の通り:

  1. IoTマルチセンサ「センサーネットワーク開発モジュール(アルプス電気)」×5(内1台は予備)
  2. IoTゲートウェイ「OpenBlocks IoT EX1(ぷらっとホーム)」×1
  3. 3Gモバイル回線「OCNモバイルONE for Business」3ヵ月利用権
  4. クラウドサービス「Microsoft Azure」3ヵ月利用権
  5. 「IoT可視化ソフトウエア試用版」3ヵ月利用権

同社は、上記機器やサービスを実証実験で使用しており、動作確認した上で出荷するため、電源に接続するだけですぐに利用可能だとしている。

マルチセンサは、加速度とともに気圧、温度、湿度、照度、UVといった環境データを取得できる。最大3ヵ月間分のデータをクラウドに蓄積できるため、センサから得られたデータやデータを解析した結果の検証といった調査にも利用できる。また、ユニアデックスが提供する可視化ソフトウェアは、計測したデータをクラウド上に蓄積し、可視化/ダウンロードができるものだ。

同社によれば、一般的なIoT評価キットには内部構造を変更できないものもあるが、同キットのゲートウェイ機器やクラウドサービスの管理者権限はユーザーが所有するため、別のIoTソフトウェアと組み合わせるなどのカスタマイズもできるという。

IoTスタートキットの価格は39万9800円(税/保守料別)。同社では2年間で100セットの販売を目指すとともに、さまざまな環境に対応する製品を開発するとしている。

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