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自宅の天気をリアルタイムに公開できる——パーソナルお天気カメラ「SKY2/STORM」

Wi-Fi経由で気象データと空の画像を発信できるパーソナルお天気カメラシステム「SKY2/STORM」のプロジェクトがKickstarterに登場した。開発元のBloomSkyが、2014年にKickstarterで目標額を達成した「SKY1」の改良型だ。

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SKY2が測定できるのは温度、湿度、気圧、降水量だが、追加ユニット「STORM」を使えば、総雨量、風速、風向、紫外線量の測定もできる。さらにストレッチゴールを達成した場合、空気質のモニタリングシステムを追加する予定だという。STORMはSKY1/SKY2にのみ対応し、単独では利用できない。

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SKY2に内蔵された広角レンズ搭載のHDカメラは、風景を5分おきに撮影する。撮影した画像や測定した気象データは、Wi-Fi経由で10万人以上のユーザーがいるというクラウドベースのコミュニティに送信され、スマートフォンアプリ「BloomSky APP」で確認したり、世界中のユーザーとシェアしたりできる。

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閲覧できる画像はリアルタイムの空の様子に加え、1日の終わりにはタイムラプス映像でも見ることができる。また、SKY2の電源はマイナス20~55℃の環境で作動するリチウムイオン電池で、フル充電で2週間作動する。付属するソーラーパネルで給電すれば外部電源は不要だ。

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SKY2/STORMはKickstarterで8月31日までクラウドファンディング中。これまで8万ドル(約839万円)の目標額を大幅に超える24万6000ドル(約2580万円)以上を集めている。

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SKY2、STORM、ソーラーパネルと支柱がセットになった「SKYPRO KIT」の価格は299ドル(約3万1400円)で、早期割引適用プランには売り切れているものもある。STORMを含まない「SKYLITE KIT」の価格は249ドル(約2万6100円)で、今なら早期割引適用分が159ドル(約1万6700円)で入手できる。出荷開始はSKYLITE KITが8月、SKYPRO KITが10月の予定。SKYLITE KITは送料25ドル(約2620円)で、SKYPRO KITは送料65ドル(約6820円)で日本への出荷も可能だ。

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