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経産省支援のもと、業界団体が中堅・中小製造業向けのIoTツールを募集

機械工学や情報技術産業の関係事業者団体、企業、学会、研究機関などで構成されたロボット革命イニシアティブ協議会は、経済産業省の支援のもと、中堅・中小製造業が簡単に安く使えるIoTツールの募集を開始した。

同協議会は、政府の打ち出した「ロボット新戦略(Japan's Robot Strategy—ビジョン・戦略・アクションプラン—)」に従い、2015年5月に設立。IoT環境を活かして高度のセンサーや人工知能を駆使した作業を行うシステム全般を、新たな「ロボット」の概念として位置づけ、日本のロボット創出力の抜本的強化を目指してきた。

そのためには中堅・中小製造業が、さまざまな業務アプリケーションやセンサーモジュールなどのツールを着実に活用することが望ましいとして、安く使える既存ツール発掘の取り組みを開始した。

応募期間は8月26日までで、一定の評価基準によって審査委員が審査を実施。水準以上に達したツール及びアイデアを「スマートものづくり応援ツール」として選定し、9月中旬をめどに推奨ツールとして同協議会のWebサイトにて公表する。

さらに、諸事業でツールのPRを展開し、全国の中堅・中小製造業に対して利用を推奨するとともに、ビジネス転用のための情報を提供し、ツールの活用を促進していく予定だ。

同協議会の会員以外も応募可能。詳しい応募方法は、同協議会Webサイトの募集案内ページで公開中だ。

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