IchigoJamは、BASICベースのOS「IchigoJam BASIC」を使うプログラミング学習用のワンボードマイコンだ。テレビとキーボードをつなぐだけの簡単な構造で、子どもでも簡単にプログラミングの学習ができる。

最新のIchigoJam Tは、従来モデルIchigoJam Uと比べて電源部をシンプルにしたり、子どもでは扱いにくかったPS／2キーボードコネクタをUSBに変更したりするなど、使いやすさを改善している。

すべての部品がはんだ付けされているIchigoJam Tと、ICのみ実装されているIchigoJam Tキットが用意されおり、価格1890円（税込）からとなっている。

また、角丸基板を採用し、コンデンサの大きさや高さを揃えることで、キット版のはんだ付けが容易になった。新たにI2Cバスを5ピン端子（CN5）に引き出しており、EEPROMの利用や、ネットワークボードのMapleSyrupやモータドライバのMixJuiceなどの電源操作も考慮されている。

また、jig.jpとaitendoからはIchigoJamのガーバーデータが公開され、誰でもIchigoJamの基板の発注ができるようになった。