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IoT製品の試作や教育に——スタッカブルなモバイルサーキットブロック「3ple Decker」

総合エンジニアリング企業のTechShareは、IoT製品の試作や教育に利用できるモバイルサーキットブロック「3ple Decker(トリプルデッカー)」シリーズを9月1日に発売する。

3ple Deckerのコンポーネントは、Raspberry Pi、BeagleBone、Arduinoの各マイコンボードを格納するマイコンモジュール、センサ類の組み込みに利用できるブレッドボードやプロトタイプ基板を格納できるユニバーサルサーキットモジュール、モバイルバッテリーモジュールの3種類だ。各モジュールは、同社のRaspberry Piケース製品をベースにデザインされている。

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各モジュールの大きさや形状が統一されているため、自由にスタックして使用できるのが特徴だ。例えば、モバイルバッテリーモジュールと無線機能を持ったマイコンボードモジュールを組み合わせてケーブルレスのコンピューティング環境を構築したり、センサ類を収めたユニバーサルサーキットモジュールを追加して環境情報を取得するIoTエンドデバイスを試作したりと、各種モジュールを積み上げ、必要な配線とプログラミングを行うことで、機器を組み上げられる。

同社は、部品や基板がむき出しの状態ではなく、ブロックを組み上げる感覚でフィジカルコンピューティングが体験できるため、PBL(Project Based Learning)教育やIoT製品の試作向けとして安全に使用できるとしている。

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カラーバリエーションとして、クリア系5色と不透過系2色を用意する。マイコンモジュールとユニバーサルサーキットモジュールが9月1日発売で、モバイルバッテリーモジュールは11月頃の販売開始を予定している。

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