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賞金総額150万円——「第21回かわさき産業デザインコンペ2016」作品募集開始

川崎市が主催するプロダクトデザインコンペ「第21回かわさき産業デザインコンペ2016」が9月1日から作品の募集を開始する。

かわさき産業デザインコンペは、川崎市内の企業がその特性にふさわしい個別の課題を設定し、提案作品の商品化を目指すものだ。異種金属の接合や切削加工による作品、金属、石材、木材などの素材を使う作品など、工業都市らしい課題が設定されている。サイズや素材、小売価格の目安など詳細条件はWebサイトに掲載されている。

今回は以下の6課題で作品を募集する:

  1. 純マグネシウム製ワイン・日本酒グッズ
  2. 日本を感じさせる石製のインテリアグッズ
  3. 摩擦圧接技術が産み出す新しい生活用品
  4. 切削加工技術を活かした、オフィスや家庭で使用するプロダクト
  5. 保育園・幼稚園で使用する木製スタッキングチェア
  6. 金属の板で作る立体パズル・立体オブジェ

審査方法は、第1次審査としてパネルとコンセプトシートによる審査が行われ、上位7作品程度のグランプリ候補者を選定し、制作したモデル、パネルおよびプレゼンテーションにより最終の公開審査で各賞を決定する。賞金総額150万円で、グランプリが賞金100万円(1点)、優秀賞2点、入賞4点などが選ばれる。

photo 第20回グランプリ作品:マグネシウム合金の特性を活かしたステップラダー/ステップスツール

スケジュールは、作品の応募受付が9月1~20日、第1次審査が9月28日、最終審査会と表彰式が2017年1月24日の予定だ。最終審査の後、商品化の協議を行う。

応募に年齢制限はないが、同時に「〇〇 × 潤す」~あなたにとって潤いとは?~をテーマとした高校生を対象にした高校生部門も開催する。

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