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小型の「Robo C2」と高機能な「Robo R2」、2種類の3DプリンタがKickstarterに

3DプリンタメーカーのROBO 3Dが、小型の「Robo C2」と高機能な「Robo R2」のプロジェクトをKickstarterで開始した。

Robo C2は、FFF(熱溶融積層)方式のデスクトップ3Dプリンタ。Wi-Fiを搭載しているため、専用のスマートフォンアプリ「Robo app」から操作できる。冷却ファンを2基内蔵しており、290℃以下で溶解しヒートベッドを必要としない直径1.75mmのフィラメントであればどれでも使える。

一方Robo R2は、ヒートベッドを装備したモデル。Wi-Fi や冷却ファンについてはRobo C2と同じだが、最大造形サイズはRobo C2よりも大きい。

別売りのエクストルーダヘッドを取り付ければ、同時に2種類のフィラメントでプリントできる。また、カメラを内蔵しているため、プリント中の状態を離れたところからスマートフォンで確認できる。

Robo C2の外形は330×324×464mm、重量は9kg、最大造形サイズは127×127×152mm、最大造形速度は1秒当たり16mm、積層ピッチは0.02~0.3mm。Robo R2の外形は425×419×603mm、重量は12kg、最大造形サイズは203×203×254mm。最大造形速度と積層ピッチはRobo C2と同じだ。

Robo C2とRobo R2は2016年10月22日までクラウドファンディングを実施。9月26日時点では、目標額の10万ドル(約1000万円)に対し、すでに22万ドル(約2200万円)以上を集めている。

Robo C2は早期割引適用価格が599ドル(約6万円)で、出荷開始が2016年11月の予定。一方、Robo R2は早期割引適用価格1099ドル(約11万円)で、出荷開始が2017年1月の予定だ。いずれも300gのPLAフィラメントと「Autodesk Fusion 360」の1年間無償使用権が付属し、日本への送料が60ドル(約6060円)となる。

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