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築100年超の京町家をものづくり拠点に——シェアスペース「N5.5」が京都五条烏丸に開設

京都市中京区のコミュニティ・ラボは、京町家をリノベーションした工房付きシェアスペース「N5.5(エヌゴウテンゴ)」を10月1日に五条烏丸で開設する。

N5.5は築100年超で空き家となっていた京町家を、ものづくり従事者向けにリノベーションしたシェアスペースで、6~10人の入居を予定している。

利用者は、2階の固定席と共用作業スペースに加え、コピー機やレーザーカッター、3Dプリンタなどの機材を使用できる。また、1階には工房とギャラリーが併設されており、イベントや作品展示に活用できる。

1階工房部分は「京信・地域の起業家大賞」で大賞を受賞したYOKOITOが運営する。事業拡大希望者に対しては、クラウドファンディングなどの活動支援も視野に入れるとしている。

工房ではイベント開催が可能で、YOKOITOやコミュニティ・ラボ主催のセミナーなども実施する。高度なものづくりに関する技術を分かりやすく伝える教育プログラムや、利用者と地域住民の交流が図れるプログラムなどを実施予定だ。

N5.5では、木工工芸や革細工、テキスタイルデザイン、CGなど、アナログ/デジタルを問わずものづくり従事者を広く利用対象としている。異分野のものづくり従事者のつながりによるシナジー効果も狙うという。

また、10月1日のオープン当日には、同施設にてトークセッションや立食パーティーなどのオープニングレセプションが開催される。同レセプションは入退室自由で参加費は無料だ。

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