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耳を包み込むデザインの密閉型多機能ワイヤレスヘッドフォン「Sound」

耳介全体を包み込む形状のワイヤレスヘッドフォン「Sound」がIndiegogoに登場した。

Soundの特徴はその形状だ。開発者によれば、耳の形状にインスピレーションを得たといい、クリップ型イヤホンとも異なる耳介全体を覆うデザインだ。さらにスピーカーユニット部が耳甲介腔に突き出しており、高い密閉度を実現している。また、一般的なイヤホンよりもサイズが大きく出来るため、より高性能なパーツを使えるメリットがあるという。

本体の操作は、ボタンではなく、本体全面を覆うタッチセンサと磁気センサを使う。本体表面を上下にスワイプすれば音量調整ができ、左右にスワイプすればトラック選択できるなど、直感的に操作できる。耳から外して左右を合わせれば、磁気センサが反応して、電源がOFFになる。

また、Soundには専用アプリを使った様々な機能が用意されている。「Social」機能を使えば、周囲にいる他のSoundユーザーをアプリ上に表示し、今聴いている音楽をシェアできるものだ。「Fade」は、内蔵マイクを利用したノイズキャンセラー機能で、アプリから3段階で作動レベルを調整できる。「Amplify」は、本体をBluetoothスピーカーとして使うモードで、同モード専用の高出力スピーカーユニットを使い、左右のイヤホンを合わせることで中央部に音響チャンバが形成され、豊かなサウンドが再生できるという。頭部装着時には作動しないような安全機構が備えられている。

Soundは、通信はBluetooth4.1に対応し、A2DP、AVRCP、HPF、BLEのプロファイルをサポートする。

電源にはリチウムイオン電池を使い、ワイヤレス充電をサポートする。1回の充電で、約12時間再生できるという。本体色はホワイト、ライトグレー、ダークグレー、ブラックから選べる。Soundには4つのサイズが用意され、支援者にはスマートフォンを耳に当ててサイズを自動計測し、自分のサイズを選べるアプリを2017年初旬に送付するとのことだ。

Soundは、10月下旬までクラウドファンディングを実施。9月27日時点で、目標額の15万ドル(約1510万円)を大幅に上回る約27万ドル(約2720万円)以上を集めている。

本体価格は400ドル(約4万300円)で、今なら50%の早期割引適用分が200ドル(約2万200円)で入手可能。出荷開始は2017年7月の見込みで、日本への送料は30ドル(約3020円)だ。

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