未来のラジカセをつくろう——21世紀型ラジカセ「MY WAY」Makuakeに登場
2016/10/03 16:30
家電蒐集家の松崎順一氏をはじめとするチームは、21世紀の新たなラジカセ「MY WAY」開発製作のためのプロジェクトをMakuakeにて開始した。
同チームは、カセットのみで楽曲を販売する音楽レーベルの登場や、ラジカセの取引価格の高騰を受けて、開発製作を企画。数年の時間と試行錯誤を経て、ラジカセ「MY WAY」の試作機完成に至り、クラウンドファンドに踏み切った。
同製品は、かつてのラジカセの使い心地を再現するため、デザイン、素材、色味、ボタンを押したときの感触などにこだわって製作。カセットの再生録音、AM/FMラジオ受信が可能で、モノラルスピーカーモデルとなっている。取っ手部分を除いたサイズは188×36×98㎜、本体重量は約600gで、電源はAC100V(DCアダプター6V)または単3乾電池4本を使用。クラウドファンドが成功した場合は、一般販売も視野に入れている。その場合の価格は1万5500円(税・送料込)を予定している。
また同チームは、クラウドファンド開始と同時に音楽カセットレーベルを立ち上げるという。PLASTICS / MELONの中西俊夫氏、スネークマンショーの椎名謙介氏、渋谷系ユニットのSALON MUSIC、EP-4の佐藤薫氏などのアーティストやクリエイターと連携して展開する予定だ。
すでに売り切れのコースが出ているため、現在募集中の支援コースは全11コースだ。MY WAYオリジナル・カセットコンピレーションとブランクカセットを入手できる7000円(税込)コース、MAY WAY1台を入手できる1万5500円(税込)コース、MAY WAY1台とオリジナル・カセットコンピレーションがセットで入手できる1万7800円(税込)コース。そのほか、刻印付きの限定MY WAYを入手できる3万円(税込)コースや、ラジカセ党同志としてMY WAYに支援者名を刻印する15万円(税込)コースなどがある。