Cerevo、 BLE搭載スマートヨーヨー「7-Magic」発売——パフォーマー向けハイエンドモデル
2016/10/27 16:00
コネクテッドハードウェアの企画/開発を手掛けるCerevoは、パフォーマンス用スマートヨーヨー「7-Magic(セブンマジック)」を発売した。
7-Magicは、指定のタイミングで内蔵するLEDを点灯させ、音楽や映像に合わせて本体が光るパフォーマンスをプレイできるヨーヨーだ。香港のC3ヨーヨーデザインのモデル「イニシエーター」をベースに、赤/青/緑の合計21個の高輝度LEDからなる発光回路と、Cerevoの小型IoT開発モジュール「BlueNinja」を組み込んだ。
プロのステージパフォーマンスに使えるヨーヨーを目指し、ヨーヨー世界チャンピオンのBLACK氏と共同開発。LEDの最大輝度は1100ルクス(本体から5cm地点)とし、既存製品より200倍以上明るくしたという。赤/青/緑のLEDは、回転時にフルカラーに見えるギミックとなる。
7-Magicは、シーンに合わせて3種類の発光モードを備えている。「ワイヤレスリアルタイム発光モード」では、専用のPCアプリケーションを操作する人がBluetoothを経由して任意のタイミングで発光させる。予めセットした音楽や発光タイミングにパフォーマンスを合わせることが難しい場合など、補助者が発光をコントロールする際に有効だ。
「ワイヤレスプリセット発光モード」では、PCが再生する映像や音楽に合わせて7-Magic発光させることができる。PCアプリケーションで発光色や輝度、タイミングを事前にセットし、Bluetooth経由で本体に送信する。それにより、音楽や映像にシンクロしたトリックプレイが可能になる。
「USBプリセット発光モード」は、スタートのタイミングをBluetoothではなく有線のUSBケーブルを使う。無線接続が不安定な場合などでも失敗が許されないプロ向けのモードだ。
同社直販サイトでの価格は2万7777円(税別)。充電用USBケーブルが付属し、1時間40分の充電で、80分ほどプレイできる。11月上旬に出荷開始予定だ。また、発売に合わせ、BLACK氏監修による7-Magicの初級者向け振り付けパフォーマンス映像を後日公開するとしている。