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3万円台の金属製FFF方式3Dプリンタ「TRINUS」——国内代理店が取り扱いを開始

DDDJapan.comは、動画ショッピングサイト「DISCOVER」にて、金属製FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタ「TRINUS」の販売を開始した。

TRINUSは、kickstarterで160万ドル(約1億7100万円)の資金調達に成功し注目を集めた。工業用3Dプリンタを個人向けにスケールダウンしたもので、販売価格が3万円台と手頃ながら、10万円以上の3Dプリンタと同等の機能を備える。また、各パーツに良質のアルミと鉄を使用しているので、丈夫な上に錆びにくい。

TRINUSのヘッドユニットは、レーザー彫刻用のヘッドに取り替え可能。2016年末に新たなユニットを発表する予定で、今後もさらに多くの機能を追加するという。フィラメントはPLAやABSのほか、FLEX、ポリカーボネート、木材、アルミニウムなどが使用可能だ。

パーツ数が数百に及ぶ家庭用3Dプリンタもあるが、TRINUSはわずか11個のパーツで構成されるため約30分で組み立て可能だという。主な仕様は重量が9.8kg、最大造形サイズが120×125×125mm、最小積層ピッチが0.05mm、造形速度が70mm/秒だ。

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