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Genkei、FFF方式3Dプリンタの新モデル「Lepton2」発売

Genkeiは、FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタの新モデル「Lepton2」の販売を開始した。

Lepton2では、前モデルの「Lepton」ユーザーからの堅牢性/メンテナンス性に関するフィードバックを反映し、機体外骨格にアルマイト処理したアルミフレーム、直動部品にはロング版を採用するなど、外部/内部構造を一新し、ガタつきやブレを抑えることで堅牢性を高めた。さらに、パーツの着脱を念頭においた再設計により、メンテナンス性を向上させた。

Leptonではオプションだったヒートベッドを標準装備、また、LCDコントロールパネルを搭載し、スタンドアロン動作が可能だ。オプションとして高温対応新型ノズル、アクリルカバー、昇降式デュアルエクストルーダー「T-Lifter」、超静音化キットなどにも対応する。ペースト素材射出、Wi-Fiでの遠隔プリント/管理などの新機能も今後追加する予定だとしている。

Lepton2の本体サイズは364×375(リール含まず)×425mm、最大造形サイズは200×200×200mm(シングルヘッド時)、積層ピッチは25~300μmで、プリント速度は毎秒5~120mmだ。

同社では、同価格帯の3Dプリンタでは困難な精度と充実した機能を実現し、個人や企業の製造現場、クリエイター、教育機関などで誰でも簡単に継続的に使い続けられるモデルとして提供するとしている。また、前モデルに引き続き、フレームから射出系まですべて国内で加工、組み立てを行っている。

対応フィラメントは、PLA、ABS、PET、ナイロン、TPE、ゴム/TPU/TPC、PolyFlex、FlexPLA、FillaFlex(TITAN用)、木材、金属、PVA、ポリカーボネート、Co-Polymer、HIPSなどが用意されている。

Lepton2の価格は、直販サイトにて12万9600円、デュアルエクストルーダー、Simplify3Dソフトを標準搭載したモデルが20万6280円(価格はいずれも税込)となっている。

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