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Genkei、「atom」後継のFFF方式3Dプリンタ新製品「Lepton」予約販売開始

Genkeiは、FFF(熱溶融積層)方式3Dプリンタの新製品「Lepton」の予約販売を開始した。Leptonは日本初のオープンソース3Dプリンタ「atom」の後継機種として開発したもので、蓄積された経験とコミュニティメンバーからの声など、高品質な3Dプリントに必要なノウハウを詰め込んだ。

Leptonはatomと同様に、製造プロフェッショナル、クリエイター、教育機関、個人など誰でも簡単に長く使い続けられる製品として提供するとしている。製造は、フレームから射出系まですべて日本国内で加工し、組み立ても国内で行っている。

Leptonの本体サイズは350×350(リール含まず)×430mm、最大造形サイズは195×200×200mm、積層ピッチは25~300μmで、プリント速度は毎秒5~120mm。LCDコントロールパネルとSDカードスロットを備えており、SDカードにGcodeファイルを入れておけば、PCなしで単独プリントできる。使用可能なフィラメントは、PLA、PolyPlusPLA、PolyMaxPLA、TerramacPLA、導電性PLA、FlexPLA(ゴムライク)、ABS、SmartABS、ナイロン、各種金属樹脂/石膏ライク、PVA、カーボン/ワックス樹脂など多数。オプションでヒーテッドベッドプラットフォーム、アクリルカバー、デュアル射出機、超静音化キットなどを用意している。なお、Leptonはatomと異なりオープンソースではないが、要所のパーツデータなどを開示する方向で検討しているという。

Leptonは通常価格14万400円(税込)のところ、100台限定で12万9600円(税込)で予約販売を開始した。製品の発送は8月末~9月上旬の予定。 

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