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カブク、「Rinkak MMS」に金属3Dプリント複合加工機向け自動見積機能を追加

カブクは、同社が提供する製造工場向け基幹業務クラウドサービス「Rinkak MMS」を拡張し、金属3Dプリント複合加工機特有の見積り条件の追加、クラウド上での3Dモデル計測機能/注釈情報の共有機能などを追加した。

従来Rinkak MMSで取り扱っていた3Dプリント製造領域での営業支援システムに、金属3Dプリント複合加工機向けの見積機能を追加したことで、複雑な工程が必要だった金属AM(積層造形)複合加工の概算見積もりが、簡単にできるようになった。金属3Dプリントの見積機能は、完成品の体積や形状から独自のアルゴリズムを用いて加工時間を算出し、各ユーザーが定めた加工時間単価と材料費を基にして概算見積を算出する。

上記に加え、2点間距離計測/角度計測機能や見積対象の3Dモデルの関係者間での共有/同期表示、また同期表示されたモデルへの共有可能な注釈の付与機能が追加された。

さらに見積作成者向けの機能として、Rinkak MMSへ3Dモデルを登録するだけですぐに概算見積りが可能となり、CAD/CAMソフトがなくても、最小工具径や最小肉厚、抜き勾配の確認など、現場で製造可否の判断ができるようになった。

Rinkak MMSの機能拡張については、11月17日から東京ビッグサイトで開催される「JIMTOF」で、松浦機械製作所のブースにてデモプレイと試用体験を実施する予定だ。

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