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BASIC言語を使った教育や組み込み制御に——小型マイコン「ORANGE pico」

ピコソフトは、BASIC言語でプログラミングできる安価な小型マイコン「ORANGE pico」を発売した。教育用のORANGE pico type A/S、組み込み制御用のORANGE pico type C/Eの合計4機種がある。

ORANGE picoは、32ビットのPIC32MX170F256Bを搭載した小型マイコンだ。コントローラが内蔵する256KB フラッシュメモリと64KB RAMに加え、取り外し可能な64KB EEPROMを標準装備する。

ORANGE pico type A/Sはテレビ(NTSCコンポジット)とPS/2キーボードを接続し、内蔵するBASICインタープリタ「オレンジベーシック」を使ってプログラムを書ける。画面上に文字を出力したり、タートルグラフィックスによる描画学習などができ、軽くてシンプルな環境でマイコンを動かしてみたいという用途に適している。

photo ORANGE pico type A
photo ORANGE pico type C

ORANGE pico type C/Eは組み込み制御用ということでビデオや音声出力は持たず、基本的にはPICコントローラの入出力を引き出したシングルボードコンピュータという構成だ。各タイプの回路図やスペックは専用サイトで公開されている。

photo 「オレンジペーシック」起動画面
photo オプションのTFTカラーディスプレイ

価格は、type A組み立てキットが1890円、同完成品が2862円(価格はいずれも税込)など。ORANGE pico 販売サイトから購入できる。

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