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3Dプリント代行サービス「DMM.make 3Dプリント」に、耐熱性ポリマーPPSを追加

DMM.comは、同社が運営する3Dプリント代行サービス「DMM.make 3Dプリント」にて、新たに高強度耐熱性ポリマーであるポリフェニレンサルファイド(PPS)の取り扱いを開始した。

DMM.make 3Dプリントではサービス開始以来、アルミ素材ポリカーボネート(PC)素材など対応素材を追加、現在では23種にまで拡大し、選択の幅が大きく広がっている。

今回追加するPPSは、耐熱性、耐薬品性、機械的強度、難燃性に優れたスーパーエンジニアリングプラスチックだ。高耐熱性、耐薬品性、高強度が求められる自動車、航空宇宙、産業・医療用機械用途などへ適用可能。また、低吸水なので水回りの部品などにも応用できる。

DMM.makeでは、PPSを3Dプリント素材とするにあたり、東レが開発した粉末床溶融結合方式の3Dプリンタ用造形素材である「トレミル PPS」を使用する。PPSを指定した場合、形状先端は最小幅で2.0mm程度まで、浮き彫り、彫り込みのディテールは1.0mmから再現可能とのことだ。カラーはナチュラルのみとなる。

また、DMM.makeでは加工性に優れるというPPSの特徴を活かし、将来的には研磨サービスの提供も検討しているとしている。

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