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シャープ、IoTベンチャー向け量産支援サービス「量産アクセラレーションプログラム」を開始

シャープは、11月に開始したIoT系ハードウェアベンチャー向けのものづくり研修「SHARP IoT.make Bootcamp」に、商品開発から量産までをワンストップで支援するサービス「量産アクセラレーションプログラム」を12月から新たに追加すると発表した。

同社は、量産設計や品質、信頼性確保などものづくりの技術やノウハウを教授するプログラム「モノづくりブートキャンプ」を11月21日から12月1日まで開催した。今回、同プログラムに参加している企業の要請に応じて、有償の支援サービス「量産アクセラレーションプログラム」を策定した。

ベンチャー企業のものづくりでは、量産に至るまでの過程で経験や知見の不足による設計ミスや品質不良などの問題がしばしば発生し、その解決に要する追加コストや開発の遅れが課題だとされる。今回のプログラムは、量産に向けた設計から、品質/信頼性、生産、検査、さらに量産後のアフターサービス、廃棄/リサイクルまで、シャープが共同で作業を進め、新規ビジネスの確実な事業化を支援する。

支援先は、参加希望の中から導入に適した企業を同社が選定する。事業フェーズや商品化時期などに合わせてオリジナルのプログラムを設計するため、費用は協議の上で決定する。

同サービスの第1弾としてtsumugを選定。同社が手掛けるスマートロックの量産に向け活動を開始したという。

なお、第2回モノづくりブートキャンプを2017年2月13日から2月22日まで開催する予定だ。専用サイトで参加募集の受け付けを開始している。

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