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Raspberry Piで人工知能会話を——「自然会話ロボットを作ろう! Raspberry PiとArduinoで作る人工知能」発刊

秀和システムは、人工知能による自然対話ロボット作りを目指す「自然会話ロボットを作ろう! Raspberry PiとArduinoで作る人工知能」を12月17日に発刊する。

本書は「初心者向けに書かれた入門書」との位置づけで、OSのインストールから設定、各種APIの解説とPythonを使ったプログラミング、そしてArduinoを使ったロボットハードウェアのコントロールまでと解説範囲は幅広く、全体的に網羅している。現状、多くのITベンダーから音声認識や自然会話などのクラウドサービスが提供されていることを踏まえ、ローコストでの人工知能体験を目指す。

全5章構成で、Rasberry PiのプログラミングにはPythonを使用し、音声認識はGoogle Speech API、人工知能会話の生成にはdocomoが提供する雑談対話API、音声合成にはOpen JTalKを利用している。また、サーボモータなどロボットのメカ部分の制御では、Arduinoのスケッチについても解説する。

本書での学習を通し、Raspberry Piで会話してArduinoで制御するという、2種類のコミュニケーションロボットができる。うち1種類は、ロボット組み立てキット「RAPIRO」(Raspberry Pi modelA/B/B+に対応)を利用した二足歩行型ロボットだ。

著者は鄭立氏。B5変型版240ページ、価格は2000円(税別)を予定している。サンプルプログラムなどもダウンロード可能だ。

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