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Google月面無人探索レース、最終フェーズへ進む5チームを発表——日本の「HAKUTO」も打ち上げへ

米XPRIZE財団とGoogleは、世界初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」(GLXP)について、打ち上げ契約を承認し最終フェーズに進む5チームを発表した。

GLXPは、民間組織による月面無人探査を競う総額3000万ドル(約34億円)の国際賞金レースだ。月面に純民間開発の無人探査機を着陸させ、着陸地点から500m以上の走行と、指定された高解像度の動画や静止画データを地球に送信することをミッションとし、1位のチームには賞金2000万ドル(約23億円)が与えられる。

最終フェーズに進む5チームは以下の通り。(※打ち上げ契約承認の発表順)

  • SpaceIL(イスラエル)
    イスラエル初の月面着陸に取り組む非営利団体として、月面をホッピングして移動する月着陸船(ランダー)を開発。スペースXの開発したファルコン9ロケットを利用し、2017年後半に打ち上げを予定している。

  • Moon Express(アメリカ)
    アメリカ政府から月面探索を認可された初の民間企業として昨年話題になった。ランダーを開発し、米Rocket Labと2020年までに3つの打ち上げ契約を締結している。打ち上げは2017年後半、ニュージーランドのマヒアからを予定している。

  • Synergy Moon(インターナショナル)
    チームメンバーであるInterorbital Systemsが打ち上げに協賛。N8(ネプチューン)ロケットを利用して、ランダーと月面探査ロボット(ローバー)を月に送り込む計画を発表した。カリフォルニアで2017年後半に打ち上げられる予定だ。

  • Team Indus(インド)
    民間資本でランダーとローバーの開発を進行中。2017年12月28日にインド宇宙研究機関(ISRO)のPSLVロケットにより、シュリーハリコータ(インド)から打ち上げを予定している。

  • HAKUTO(日本)
    民間航空宇宙企業のispaceが運営する日本チーム。ベンチャー、大学、そしてプロボノから様々なバックグラウンドをもった人材が集結し、ローバーを開発した。JAXAの技術協力に加え、KDDI、スズキ、サカナクションなど多数の企業/団体がアンバサダーとして参加する。「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」で世界初の民間月面探査を目指す。2016年12月にチームインダスとの相乗り契約を締結し、シュリーハリコータから打ち上げ予定だ。

同財団は、最終フェーズに進むチームのミッション計画を考慮し、当初ミッション完了期限としていた2017年12月31日を、打ち上げ期限へと変更したことも発表した。

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