新しいものづくりがわかるメディア

RSS


ヤマトシステム開発、宅急便を使った3Dプリントワンストップサービスを開始

ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発は、3Dデータの作成、造形、配送までを提供する「3Dプリント・配送サービス」を2月1日に開始すると発表した。

同サービスでは、まず依頼者から3Dプリンタ用のデータを取るための型を受け取り、ヤマトグループの総合物流ターミナル「羽田クロノゲート」内に設けられた3Dプリントセンターまで送る。センターでは配達された型をスキャンして3Dプリンタ用のデータを作成後、3Dプリンタで造形する。こうして出力した造形物を、宅急便などにより指定の場所へ届けるというものだ。すでに3Dデータ化されている場合、型回収依頼ではなく直接データを送付すればよい。

治療用装具(義肢装具)の事例 治療用装具(義肢装具)の事例
医学模型の事例 医学模型の事例

多品種少量生産が求められる治療用装具と医学模型市場からサービスを提供するとしており、従来は石膏型を用いて1週間~2週間程度で作られていたものが、3~4日程度で製造できるとしている。費用については、個別見積もりとなる。

同社によると、工業用3Dプリンタは高価であり、3Dデータを作成する技術者も必要であるとし、ヤマトグループのICTのノウハウや輸送ネットワークを組み合わせて、事業者などが3Dプリントを利用しやすいサービスを提供するのが狙いだという。

今後は、治療用装具や医学模型市場だけに留まらず、メーカーからの試作品の製造依頼にも応じるという。更に、ASEANを始めとする海外展開も視野に入れ、2025年度までに売上100億円を目指している。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. 横にも動けるボルボの新型軍用輸送車両「Scarabée」
  2. 3Dプリンター活用技術検定試験を受けてみた——「ひとりで楽しむ」以上を目指すための良きガイド
  3. 子どもからmakerまでArduinoの活用法を学べる——ステップバイステップ電子ガイドブック「Arduino for Everyone」
  4. ソーテック社、プログラミング初学者向けに「Pythonでつくる ゲーム開発 入門講座」を刊行
  5. 集めたデータをグラフ表示できる——IIJ、個人向けIoTデータ可視化/監視サービス「Machinist」を提供開始
  6. 電子部品をクラウド化——「オーダーメイドPoCキット」シリーズ販売開始
  7. シャーレ上でヒト毛包の生成に成功——3Dプリンターを活用した毛髪再生治療法の研究
  8. スイッチサイエンス、M5Stack製AIカメラとSipeed製AI開発ボードを発売
  9. 80年代のカセットをBluetoothで——Bluetooth 5.0対応カセットプレーヤー「IT'S OK」
  10. MIT、画像認識力を向上させる点群データの識別手法を開発

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る