新しいものづくりがわかるメディア

RSS


高さ610mmまでの大型造形が可能——最小積層ピッチ10μmの3Dプリンタ「Raise3D」

日本3Dプリンターは、最小積層ピッチ10μmのRaise3D製3Dプリンタ「Raise3D(レイズ3D)」の3モデル「Raise3D N1」、「Raise3D N2」、「Raise3D N2+」の販売を開始した。

3製品は、最小10μmの積層ピッチとXY軸0.0125mm/Z軸0.00125mmの位置決め精度により、高精度の造形が可能。また、「Raise3D N2+」では高さ最大610mmまでの造形サイズに対応した。「Raise3D N2」と「Raise3D N2+」では、Z軸6本、X/Y軸十字ボールねじを採用し、200時間を超えて安定して造形できるという。

純正T-PLAフィラメントのほか、T-ABS、PETG、PTG(高透明)、Polyflex(ゴム系)、カーボン、木質など合計7種類超のフィラメントが利用でき、目的に応じて選択できる。

付属する独自開発のソフトウェア「ideaMaker」により、サポート部分の自動生成と容易な取り外し、複雑なデータのスマートなスライスなどが可能だ。

7インチ液晶ディスプレイの搭載によりフィラメントの挿入や除去、プリント中の温度調整などがタッチパネルで操作可能。電池内蔵で停電時には作業を一時中断し、回復後中断した箇所から再開できる。造形中の騒音は50dB以下に抑えられている。

日本3Dプリンターは、Raise3Dの日本総代理店として、1年間の無償サポートなどのアフターサービスに対応する。

Raise3D N1は造形サイズ205×205×205 mm、重さ22kgで、価格は32万円(税別)。Raise3D N2は造形サイズ305×305×305 mm、重さ40kgで、価格は50万円(税別)だ。Raise3D N2+は造形サイズ305×305×610 mm、重さ48.5kgで、価格は80万円(税別)となる。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る