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Raspberry piをタイマでON/OFFできる「RPi1114-Raspberry Pi電源制御モジュール」

スイッチサイエンスは、Raspberry Piの電源をコントロールできる「RPi1114-Raspberry Pi電源制御モジュール」を発売した。

RPi1114-Raspberry Pi電源制御モジュールは、Raspberry Piの40ピンGPIOピンヘッダ接続して使うモジュールで、Cortex-M0マイコンLPC1114を搭載し、Raspberry piの起動/停止のシーケンスなどがプログラミングできる拡張ボードだ。

基板上のジャンパにより、基板に接続したACアダプタからRaspberry Piへ5V電源を供給するモード(to RPi)と、Raspberry PiのマイクロUSBから3.3 Vの供給を受けるモード(from RPi)とを切り替えることができる。

to RPiモードでは、Raspberry Piへの電源供給をコントロールすることができる。基板上のLPCマイコンにはデフォルトでプログラムが書き込まれており、Raspberry PiからI2C経由でコマンドを送ることで、以下のような機能が実行できる:

  • 指定時間経過後に電源OFF
  • 指定時間経過後に電源ON
  • ボード上のLEDの点灯制御
  • LPC1114の10 bit ADC、PWM、GPIOとのインターフェース
  • ADCからの定期的なデータ収集

この書き込み済みプログラムは、オープンソースとしてmbedとGithubで公開されており、例えばブラウザベースの開発環境mbed IDEを利用してプログラムを変更したり書き起こしたりできる。

RPi1114-Raspberry Pi電源制御モジュールの価格は3780円(税込、送料別)。利用にあたっては、Raspberry Pi 2/3と5V出力のACアダプタを用意する必要があるが、モジュールの消費電流17mA(LED点灯時、消灯時で15mA)を考慮して選択することになる。なお、詳細な技術仕様や問合せは倉橋屋の製品サポートページを参照とのことだ。


※記事初出時、文中に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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