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宙に浮かんだクロム鋼球が時を刻む——浮遊式多機能時計「STORY」

木製の時計板上を浮遊する鋼球が時間を示す多機能時計「STORY」が、Kickstarterに登場した。

STORYは、磁力で浮かせたクロム鋼球を木製の時計板上を周回させることで、時の経過を表現する多機能時計だ。開発者によれば、地球上の時間の本来の意味でもある、太陽の周りを公転する地球のイメージをモチーフにしたという。

Journey mode Journey mode

専用スマートフォンアプリを使って、STORYの様々な機能の設定ができる。時計板の中央には現在時刻を表示するデジタル表示器が組み込まれており、それに加えて、浮遊するクロム鋼球が12時の場所からスタートして、設定された時間/日数で軌道を1周する。

設定できる機能には「Journey mode」、「Clock mode」、「Timer mode」の3モードがある。Journey modeでは、四季に合わせて一周したり、家族の誕生日などイベントまでの日数をカウントしたりできる。Clock modeは通常の時計と同じで、12時間をかけて一周する。Timer modeでは、例えばミーティングまで1時間を設定すると、1周かけてカウントダウンする。

時計板の仕上げはアッシュ/ウォールナットから選択でき、好みの色のバックライトLEDを灯せる。専用アプリからリアルタイムの気象データを取得し、月相/朝日/夕日/温度などをLEDバックライトで表現させることも可能だ。

STORYのサイズは直径268×42.5mmで重さは2kg、球のサイズは直径16mm。水平/垂直/傾き60度で設置できる。

STORYは2017年4月2日までクラウドファンディングを実施。2月21日時点で、目標額の8万ドル(約908万円)を大幅に上回る約38万ドル(約4310万円)以上を集めている。

価格はアッシュ/ウォールナットそれぞれ649ドル(約7万3700円)/699ドル(約8万円)。今なら早期割引適用価格で、それぞれ399ドル(約4万5300円)/449ドル(約5万1000円)で入手できる。出荷は2017年11月の予定で、送料45ドル(約5110円)で日本への出荷に対応する。

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