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Arduino互換で入出力デバイスの使い方を学ぼう——「Arduino PLAYBOT」

Arduinoによるリレーやセンサモジュールなど電子デバイスの使い方を学べるArduino互換コントローラボード「Arduino PLAYBOT」がKickstarterに登場した。

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Arduino PLAYBOTは、Arduino互換ボード上に、各種電子デバイスが搭載されているコントローラボードだ。ATMEGA328-PUをメインに、リレー、アクティブブザー、LCD、マイクロフォン、赤外線(IR)送受信機を実装し、超音波センサとサーボモータ用の接続端子を備える。また、10kのプルアップレジスタを介しマイコンに5V信号を伝える「SEL」ボタン、 マイコンをリセットする「RST」ボタンもある。

開発者は、Arduino PLAYBOTを使って各電子デバイスを制御するプロジェクトを用意しており、動画やコメント付コードによりその手法を学ぶことができる。具体的には、センサ入力をトリガにしてIRコントローラから外部のテレビの電源を入れたり、マイクロフォンで拾った1回の拍手でリレーをオン、2回でオフするなど、初心者makerや、Arduinoを使った電子工作入門向けのプロジェクトが用意されている。

他にも、抵抗を使ってセンサ感度をコントロールしたり、サーボモータ、キーパッドや、超音波距離センサモジュールを接続して制御することもできる。現在LCDにメッセージを出す動画を公開中だが、今後順次作成、公開するとしている。

「Hello PLAYBOT」
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PLAYBOTは4月6日までクラウドファンディングを実施。2月28日時点で、目標額の3000カナダドル(約25万7000円)に対して約2700カナダドル(約23万1000円)以上を集めている。

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キーパッド、モーションセンサモジュール、超音波距離センサモジュール、サーボモータセット、AC-DC電源アダプタ、各種ケーブルがセットになった完成キットの価格は89カナダドル(約7620円)だ。出荷は2017年4月の予定で、送料16カナダドル(約1370円)で日本への出荷に対応する。

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